エヴァンゲリオンとは？

エヴァンゲリオンとは、ヤマト、ガンダムと同様に、巨大メカが登場するＳＦアニメですが、キャラクター、一人一人の内面的な部分を巧みに描いている事が、他のロボット系作品と違います。

また、生物学・心理学・宗教・軍事関係の専門用語を多用した設定や、独創的なオープニングムービーを始めとし、劇中に伏線を散りばめたストーリー展開により、アニメファンだけでなく、一般大衆からも注目を集めています

また、難解なストーリーと、先の読めない展開も印象的です

1995年10月4日から1996年3月27日までテレビ東京系列で放送された全26話のアニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」および劇場用アニメ「新世紀エヴァンゲリオン劇場版DEATH & REBIRTH シト新生（1997年3月15日公開）」、「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に（1997年7月19日公開）」、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に（1998年3月7日公開）」。 

原作は、「王立宇宙軍～オネアミスの翼」、「トップをねらえ！」 などSF系作品で注目を集めていたアニメ制作会社GAINAXで、監督は庵野秀明。70年代を代表する「宇宙戦艦ヤマト」、80年代を代表する「機動戦士ガンダム」に勝るとも劣らない人気で社会現象にまでなった大ヒット作品。90年代を代表するアニメと言われています。 

ストーリー

西暦２０１５年。セカンドインパクトと呼ばれる世界的大災害後の地球を舞台に、謎の生命体「使徒」と対峙することとなった人類。
次々に襲来する使徒を殲滅するために、特務機関NERV（ネルフ）は極秘に汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンを開発したが、そのパイロットに選ばれたのは、まだ14歳の少年少女であった。そのパイロットに選ばれた少年「碇シンジ」は、「過去のトラウマ」と「父親へのコンプレックス」から、他人と触れ合うことを極端に避ける内向的な性格であるが、NERVの司令である父親「碇ゲンドウ」や上司兼保護者の「葛城ミサト」の働きかけによって、エヴァンゲリオン初号機のパイロットを務めていくこととなる。彼と同様に、ほかのパイロットも、自らの過去やアイデンティティ、責任感、そして周囲への疑いなどにより、閉鎖的な極限状態に追い込まれ、苦悩し続けることとなる。そんななかで次々に浮かび上がる、数々の謎。民衆に明かされていないセカンドインパクトの真相、使徒の正体とその目的、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」の実体。現実と虚構の狭間で、精神的に自傷し病んでいくシンジらとももに、人類は驚くべき未来へ突き進んでいくこととなる。